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資格認定制度
交通心理士認定制度
日本交通心理学会では、社会的な活動・貢献を志す学会員に対して、資格認定を行っています。
資格には以下の4種類があります。資格は5年の有効期限があり、更新希望者に対しては交通心理士として十分な活動を行っているかどうかの査定を行います。
なお平成24年4月より、国土交通省の「自動車運送事業者に対する安全指導業務(適性診断・運行管理者に対する講習)への民間参入促進」措置により、適性診断業務の第一種カウンセラーとして「交通心理士」の資格が追加されています。またこれまで通り、第二種カウンセラーには、「主任交通心理士」資格を持ち、一定の研修を受講することで認定されており、交通心理学会の交通心理士資格は、国土交通省の業務にも認められています。

【1. 主幹総合交通心理士】
(i) 心理学関連の博士の学位を有する者、またはそれと同等以上の学識を有する者。
(ii) 交通心理学に関する学会誌への発表が3篇以上かつ学会発表が6件以上で、いずれも筆頭発表者である者。
(iii) 10年以上の研究または実務経験を有する者。

【2. 主任交通心理士】
(i) 心理学関連の修士の学位を有する者、またはそれと同等以上の学識を有する者。
(ii) 交通心理学に関する学会誌等への発表が2篇以上かつ学会発表が4件以上で、いずれも筆頭発表者である者。
(iii) 5年以上の研究または実務経験を有する者。

【3. 交通心理士】
(i) 心理学関連の学士の学位を有する者、またはそれと同等以上の学識を有する者。
(ii) 交通心理学に関する学会誌等への発表が1篇以上かつ学会発表が2件以上で、いずれも筆頭発表者である者。
(iii) 3年以上の研究または実務経験を有する者。

【4. 交通心理士補】
(i) 心理学関連の学士の学位を有する者、または交通心理士補資格認定試験に合格した者。
ただし、取得後5年以内に交通心理士の資格を取得しないと失効します。
(ii) 交通心理士補資格認定試験の科目は次の通りです。
① ドライバーの応答特性
② 交通事故の心理学的問題
③ 運転適性
④ 交通発達心理学
⑤ 交通カウンセリング
⑥ コーチング
⑦ 交通教育心理学
⑧ 交通リスク心理学
⑨ 交通社会心理学
上記①~⑨の科目ごとの試験のほかに、論述試験(600~800字)、面接試験を行います。不合格科目については、追試験を実施します。追試験の受験資格期間は最初の受験から3年以内です。
試験の前に事前講習を行います。この講習会への参加は必須となります。
詳細は、日本交通心理学会認定「交通心理士」資格申請の手引き  PDFおよび交通心理士取得までの流れ  PDFをご覧ください。

交通心理士の各種資格の取得や昇進をご希望の方は、「各交通心理士資格に期待される役割について」をご参照ください。また、交通心理士補から士への昇格については、「昇格までのフローチャート」、「昇格までの例」をご参考ください。

【関連規則】

  規則・細則 申請書類
・日本交通心理学会認定「交通心理士」資格 PDF
(2023.4.15改正)
心理学に関連する学位・資格をお持ちの方 それ以外の方
WORD PDF WORD PDF
・交通心理士補(2015年度以降の取得者)から交通心理士への昇格 PDF
(2023.8.5改正)
WORD PDF
・交通心理士補(2019年度秋期以降の取得者)から交通心理士への昇格 PDF
(2023.8.5改正)
WORD PDF
・主任交通心理士への昇格審査基準と手続き PDF
(2023.8.5改正)
WORD PDF
・主任交通心理士資格に関わる講習会と試験 PDF
(2017.11.4改正)
・主幹総合交通心理士への昇格審査基準と手続き PDF
(2023.4.15改正)
WORD PDF
・各交通心理士資格に期待される役割について PDF
(2020.6.6)
・資格の更新に関する細則 PDF
(2021.3.20)