
このたび日本交通心理士会第6代会長を拝命し、身の引き締まる思いでおります。
私が交通心理学に携わって約20年、当初は研究発表を通じて「学ぶ姿勢」を育み、経験を重ねながら、適性診断への民間参入の推進など、実務家として学会の発展に関わってまいりました。交通心理士資格が産業カウンセラーと同格に扱われるようになったことは、カウンセリングやコーチングの普及を後押しし、交通心理学の裾野を広げる大きな転機となりました。しかし同時に、学びの基盤が揺らぎつつある現状も見えてきています。私が関わってきた交通カウンセリング養成講座の受講者は延べ200名、資格取得者は100名を超えましたが、会員約500名という規模を踏まえると、心理学の基礎に触れられる場は十分とは言えません。コロナ禍以降、オンライン講習が主流となり、研究者と直接触れ合う機会が減ったことで、学問的刺激が乏しくなっていることは、本会として真剣に向き合うべき課題です。対面での講義や実習では、受講者の熱意が明確に伝わり、理解の深まりを実感します。基礎を学ぶ段階こそ、丁寧な対面の価値が大きいと感じています。
日本交通心理士会全体としても、設立から20年を超え、環境変化と内部課題が重なっています。会員ニーズへの対応や、会員の成長を促す仕組み構築、財政基盤の強靭化など、組織の持続的な発展に向けて取り組むべき課題が山積しております。
そのため、これからの3年間で日本交通心理学会と緊密に連携を取りながら、これらの課題解決に向けて積極的にチャレンジしてまいります。
さらに、高齢化に伴う健康起因事故の増加を踏まえると、医療・工学など他分野との連携も不可欠です。交通心理学の枠を越え、約500名の仲間とともに学び合い、支え合い、社会に貢献できる会を築いていきたいと考えています。
会員の皆さまの実務経験と学問的探究心が交わる場を広げ、より良き交通社会の実現を目指し、交通心理士として貢献してまいりましょう。
| 役職 | 氏名 | 所属 | 常任幹事 |
| 会長 | 瀬川 誠 | 株式会社山城自動車教習所 交通教育センターR-ismLab. GM |
○ |
| 副会長 | 大谷 亮 | 一般財団法人日本自動車研究所 主任研究員 |
○ |
| 島崎 敢 | 近畿大学 教授 | ○ | |
| 事務局長 | 中西 盟 | ○ | |
| 事務局次長 | 梅澤 雅 | 飛鳥DC川崎(株) 安全研修センター センター長 |
○ |
| 紺野 哲 | 学校法人五島育英会 東急自動車学校 アドバイザー |
○ | |
| 幹事 | 浅田 克子 | 八尾自動車教習所 安全推進部部長 | |
| 石川 淳也 | (株)中央自動車学校 代表取締役社長 | ○ | |
| 伊藤 嘉康 | 命の共育社 Be8 代表 | ||
| 太田 博雄 | 東北工業大学客員研究員、名誉教授 | ||
| 奥山 祐輔 | 黒井産業(株)黒井交通教育センター KURO-TEC 本部GM |
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| 小菅 英恵 | 公益財団法人交通事故総合分析センター 主任研究員 |
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| 佐伯 勝幸 | 独立行政法人自動車事故対策機構 釧路支所長 |
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| 重松 宏昭 | アイルモータースクール交通教育センター センター長 |
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| 志堂寺 和則 | 九州大学大学院 教授 | ○ | |
| 須和 憲和 | 神姫バス株式会社 次世代モビリティ推進室部長 |
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| 谷口 嘉男 | 桂土地(株) 上野自動車学校 交通教育コミュニティプラッツMIE ディレクトア |
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| 中井 宏 | 大阪大学大学院 准教授 | ○ | |
| 松木 裕二 | 福岡工業大学 教授 | ||
| 宮川 忠蔵 | 杉並交通第二株式会社 安全研修センター |
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| 会計監査 | 岩城 直幸 | 水原自動車学校 | |
| 西郷 悟 | 飛鳥DC川崎(株) 安全研修センター |
| 北海道・東北・関東地区 | 石川 淳也 | (株)中央自動車学校 代表取締役社長 |
| 中部・関西地区 | 谷口 嘉男 | 桂土地(株) 上野自動車学校 交通教育コミュニティプラッツMIE ディレクトア |
| 九州・中四国地区 | 松木 裕二 | 福岡工業大学 教授 |
| 委員長 | 瀬川 誠 | 株式会社山城自動車教習所 交通教育センターR-ismLab. GM |
| 委員 | 貝塚 清士 | (株)ル・エル 交通安全コンサルタント |
| 小菅 英恵 | 公益財団法人交通事故分析センター 主任研究員 | |
| 鈴木 篤 | 事務局(企業開発センター) | |
| 吉村 俊哉 | 自動車安全運転センター中央研修所 講師 |